Everlasting true love♡♥Ⅱ



「お嬢!!」

乃「だ、誰?」

「俺です。
  一条 正木(いちじょう まさき)
  です。」

乃「ま、さき?」

正「はい。」

嘘・・・・。

乃「なんで・・・?」

ここに?
朝比奈組に?

正「ずっと探してました。」

乃「探す?」

正「はい。一之瀬組のほとんどが
  顔を知られているので変装して数人
  もぐりこんでいるんですよ。
  まあ、話は後です。
  ここでは誰に聞かれるか
  分かりませんので俺の部屋に

乃「ううん。」

  え?」

乃「正木、今すぐあたしを一之瀬組に
  連れて行って。」

正「・・・・・
  分かりました。
  今日はあの人がいない日でしたね。
  今日を逃すわけにはいかない。」

乃「うん。」

あたしは強く頷いた。



裏からこっそり抜け出し一台の黒い車に乗る。
そして急いで朝比奈の領域から出た。


むかう先は一之瀬本家。