Everlasting true love♡♥Ⅱ


乃「違う違う!
  そこはもっとためてからうつの!」

「こうすっか?」

乃「あー違う!
  こうだって!!」

「こ、こう?」

乃「そうそう!!
  そんな感じ!
  さっきのとどう?」

「この方がスピードが出てるし
  何より腕への負担が減ってすごく
  やりやすいです!!」

乃「そっか!
  その調子だね!!」

「はい!!ありがとうございました!!」

乃「うん!

  あ!君!!そこはもっと────」



‘‘今下で、乃愛瑠さんが下っ端全員に
  喧嘩の指導をしてくれてます。’’


光「まじだったのか・・・・。」



俺は乃愛瑠が遠くの方にきえていったのを
確認して下へ降りた。

「あ、光輝さん!」

光「なあ。」

「はい?」

光「乃愛瑠の指導どうだった?」

「乃愛瑠さんのですか?
  んー・・・
  気づかなかった細かいところまで
  丁寧に指導してくださるので
  とても勉強になります。」

光「お前から見て乃愛瑠はどうだ?」

「そうですね・・・
  指導も的確で分かりやすくて
  なんだか喧嘩慣れしているように
  感じました。」

光「そうか。サンキュー。」

「はい!」



喧嘩慣れか・・・・


達「なんですか、これは?」

いつのまにか隣にいた達樹が言う。

光「乃愛瑠が喧嘩の指導を
  してるんだとよ。」

彩「へ~
  おもろいなぁ!」

結「な、なななんで乃愛瑠が!?」

要「喧嘩・・・?」