乃「違う違う!
そこはもっとためてからうつの!」
「こうすっか?」
乃「あー違う!
こうだって!!」
「こ、こう?」
乃「そうそう!!
そんな感じ!
さっきのとどう?」
「この方がスピードが出てるし
何より腕への負担が減ってすごく
やりやすいです!!」
乃「そっか!
その調子だね!!」
「はい!!ありがとうございました!!」
乃「うん!
あ!君!!そこはもっと────」
‘‘今下で、乃愛瑠さんが下っ端全員に
喧嘩の指導をしてくれてます。’’
光「まじだったのか・・・・。」
俺は乃愛瑠が遠くの方にきえていったのを
確認して下へ降りた。
「あ、光輝さん!」
光「なあ。」
「はい?」
光「乃愛瑠の指導どうだった?」
「乃愛瑠さんのですか?
んー・・・
気づかなかった細かいところまで
丁寧に指導してくださるので
とても勉強になります。」
光「お前から見て乃愛瑠はどうだ?」
「そうですね・・・
指導も的確で分かりやすくて
なんだか喧嘩慣れしているように
感じました。」
光「そうか。サンキュー。」
「はい!」
喧嘩慣れか・・・・
達「なんですか、これは?」
いつのまにか隣にいた達樹が言う。
光「乃愛瑠が喧嘩の指導を
してるんだとよ。」
彩「へ~
おもろいなぁ!」
結「な、なななんで乃愛瑠が!?」
要「喧嘩・・・?」


