オタク×王子のものがたり。





「...ぐすっ...帰って...トキ...プリしよう。」




そう呟きながら帰った。

トキプリのことだけ考えよう。私の本物の王子さまは、トキプリのユウトくん

だけだからね。












ガチャ...



「ただいまー...」



「あ、おかえりー」



家に帰るとお母さんの元気な声。その元気少しは分けてもらいたい。




「学校どうだったー?いきなりそんなおしゃれしていくからお母さんビックリ

しちゃって...ってゆり?」