キスで結ぶ赤い糸 【微俺様ver.】



あぁ、もう駄目だ。頭がクラクラしてきた。



……限界。




そう思った時だった。




──ガラッ。




虚ろな意識の中、耳に入ってきたのは扉の音。



そして。




「どうかしたんですか?……って、華恋!?」




大好きな人の、声。