キスで結ぶ赤い糸 【微俺様ver.】




「華恋ちゃん、大丈夫?」


「……うん、大丈夫。ごめんね、心配かけて」


「何言ってんの。あたしらの前では強がんなくてもいいんだよ」


「うん」



……ありがとう。みっちゃん、吏架子。



二人がいてくれて良かった。


二人がいなかったら私、学校に来てなかったかもしれない。



だって。



「せんせーい!ココ分からないから教えて下さーい!」


「私も私もー」



だって、誉くんは──先生は、いつも女の子に囲まれてるから。