キスで結ぶ赤い糸 【微俺様ver.】




「で、そのまま放置?」


「……うん、そう」


「あらまー」


「華恋ちゃん可哀想……」



吏架子(リカコ)ちゃん、みっちゃん、そんな哀れんだ目で見ないでよ。


余計に悲しくなるじゃない。



「うぅ……。もう、パパの馬鹿ぁー!」







あの日、晩御飯を済ませた誉くんはパパに「送っていってあげる」と言われ、早々と帰ってしまった。



リビングに入る前、“あとでさっきの続き、話しよう”って約束していたのに、パパのいらぬお節介(パパごめん)のせいで話する機会を逃してしまい、気分は消沈。



けれどその後、家に着いた誉くんから“また連絡する”ってメールが来て一気に浮上したんだけど、今日で一週間、誉くんからの連絡はいまだにない。