「三年生の教室の前を通るたびお前の姿を探して、響と一緒にいるのを見るたび胸が痛んだ」 うそ……。 「俺もお前のことが頭から離れなかったんだ。 だから、さっきの言葉が胸に響いた。お前も同じ気持ちでいてくれたんだって」 「……誉く……」 どうしよう。そんな風に思ってくれてたなんて嬉しすぎる。 「華恋」 「……はい」 涙をグッと堪えて、まっすぐ誉くんの目を見据える。