未熟女でも大人になっていいですか?

「ふぅー…」


「あー、いー気持ちー」


ベンチに座らせれたカツラは寝転んで、嬉しそうにそよ風に吹かれた。


「呑気でいいよな、お前は」


俺なんかお前の世話焼きでまともに食った気もしねぇのに。



「望さーん、ごめんねー」


反省の微塵も感じねぇぞ。


「私ー、なんか嫉妬してたみたいでー」


「ん?」


なんか面白いこと言いだしそうだ。


「何がだ?」


寝転ぶカツラの近くに寄って行った。

薄っすらと紅く染まっている首筋は堪らないほど色っぽい。

いつかみたいな跡が付けたい。


今すぐ。

ここで。



「ぐす。…ぐす、ぐす……」


「あーはいはい、いい子だから泣くな」


ガキのお守りにエロも吹っ飛んだ。


「私………自分に自信ない……こんな歳まで何も知らなくて……望さんが希望することすらも……何も…直ぐに応じれなくてやだ……」


「反省文読んでるガキみてぇだな」


おっと、これは口にしたらダメだった。


幸いなことに、泣いてるカツラは聞いてない。

どうやらさっきから続いてた根強い拒否の理由は、自分自身のコンプレックスにあるみたいだ。


「どうしてこれまで何も経験せずにいたんだろう……恥ずかしくて………死にたい……」


「簡単に言うなよ」


死なれたら困る。まだ何もしてないのに。