そうだん相手


「由美さぁー、ふざけてるの?」

あ、俺も思った。

『違う!場を和ませようとしただけ!』

はぁ。やっと、落ち着いた俺は
由美ではなく亮に話かけた。

「で、なんで亮は押し倒していたの?」

そう聞くと亮は、

「えっとね?なんか、由美と話して
いたら、由美がいきなり迫ってきて
俺がそこらへんでつまずいて、
由美の上におい被さったときに、
翔と海音がきました…」

亮の様子からすると、嘘ではない。

で、話の中からおかしな話が。

「ねえ、由美さぁ?迫ったって
どーゆうことぉ?」

うん、俺も聞きたい。

『えっとね、違うんだよ!あのね、
ちょっと亮が面白くてからかった
だけなんだ。ごめんね?』

「え?俺のことからかったの?
じゃ、あの話もからかって?」

あの話?なんだ?

『うぅん、あの話は本当!
えっとね、3組ってもしかして私?
ってゆったところからうそ!』

「そっかー。って、話が本当?
で、迫ってきたのが嘘?
どっちも嘘じゃなくて??」

亮は、なんだか嘘と本当の区別が
つかないらしい。

お前一体なにゆったんだよ。

とか思う。

「ねぇねぇ。なんのはなし~?」

『え?なんでもないよ?
気にしないで!』

「そんなことゆわれたらー、
気になるじゃんー。ね、翔?」

なんで、そこで俺にふる?
とか、思ったけど知りたいのは本当。

「あぁ」

『はぉ。もぉ。しょうがないなぁ。
あのね、私が亮のこと好きだった
って話をしたの!』

………………