よし、キスしよう! そう思った時、伊都が「あ!」と声を上げた。 「どうした?」 「あ、あああの靴下……」 勢いで投げてしまった靴下を見つめる伊都。 なるほど。 俺はさっきポケットにしまった紙を開いて見せる。 「これのこと?」 「あぁー!見たの!?見てないよね!?」 「いや、俺が持ってて見てないってのは無理があると思うけど」 焦っている伊都の顔は真っ赤だ。 自分でしたことなのに。 「嬉しかったよ。最高のプレゼント」 「返して!」 「だーめ。今からもうひとつのプレゼントをするんだから」