「遠慮しないで」
「してません!」
「いいから」
「触らないで!!」
他校生の中心にいる長谷部。
伸ばされた手を振り払ってしまい、他校生の目つきが変わる。
「チッ。調子乗んなよ、ブスが」
「優しくしてやってんのに」
「嘘だ!そのままわたしを家に連れ込んでひどいことするんでしょ!!」
「はぁ!?もう、まじでやっちまおうぜ」
「嫌っ!」
正直こういうめんどうごとは嫌いだ。
助けに行くとかもガラじゃない。
伊都だったら何も考えずに助けに行くけど、他の女の場合はどうなったっていいと思っていた。
今でも思っている。
そう思っていた。



