だから、俺にしとけよ。





「わたし、すごく嬉しかったんです。そこから持田くんのことが気になって目で追うようになって、もう好きでたまらなくなりました」


「そう」


「持田くんはお、女遊び……をされていたと噂で……」


「してたよ」


「うっ」



言いにくそうに口ごもるから、肯定すると変な声を出した。


低く殴られたみたいな。



「で、でもわたしには関係なかった。それを知っても好きって気持ちはなくならなかった」



真っ直ぐにまた俺を見る。

挙動不審なところもまたおもしろい。



「今、女遊びをするのを止めたのも元カノさんが理由だって気づいてるけど、できることならわたしがその理由になりたかった!
わたしが新しい恋を教えたい!
……あ、すみません!すごく図々しい!!」