「伊都、話聞いてもいい?」
隣に座っている歩美ちゃんの言葉に頷く。
文化祭は本当に大盛況で忙しくて、歩美ちゃんとゆっくり他のところを回っている余裕がなかった。
だからやっとゆっくり話せる。
私は最近の自分についてと入谷くんと京ちゃんのことを全て話した。
私だけじゃどうにも解決ができない。
「うわっ、そんなにややこしいことになってたの!?」
「なってたの……」
驚く歩美ちゃんにションボリする私。
確かにややこしい。
何が何だか当事者の私でさえついていけていない。
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