まぁ、いっか。
なんてそんな気分になってしまう。
お祭りテンションで、全てが良く思えてしまう。
そんな小さいことばっかり気にしてもね。
写真くらい。
そう思い、笑顔でピースした。
それからは本当に時間がなかった。
文化祭の開会式を終えてすぐにカフェのオープン。
見て回る時間がないほど忙しい。
「限定パフェ、入りました!」
「はーい」
返事をして、パフェを作る。
何か特別なことがしたいと思って、集客をしているあるキャラクターに会った人だけが安くてボリューム満点のパフェを頼めるというやつだ。
それは注文を受けてから作らなければいけない。



