いつもの学校なのに、たくさんの飾りがつけられていて華やかになっている。


出店も出していて、早く来た人たちが準備をしている。




「伊都のところはカフェだよな?」


「うん!コスプレカフェ!」


「は?」


「来てね!」



驚いた顔をする京ちゃん。

私はそんな京ちゃんを置いてさっさと昇降口に入って靴を履きかえる。




「コスプレすんの?」


「するよー」


「伊都は何着んの?」


「秘密。来てからのお楽しみだよ!」


「へぇ。まぁ伊都は何着ても似合うよな」


「あはは、京ちゃんにはサービスしちゃう」