だから、俺にしとけよ。





私がボウルの3分の2くらい溜まって得意げにしていたのに、京ちゃんはもうすでにボウルの中はパンパン。


ま、負けてる!?



京ちゃんは真剣にすくっていく。


ポイはまだ破れていない。



負けたくない!


京ちゃんに勝って、私もお願い聞いてもらうんだ。



焦って急いで入れていく。




「あ……」


「はい、お嬢ちゃんおしまいね。
何個入ったか数えて」



くそぅ……。

むっとしながら、スーパーボールを数えていく。



結果41個。



「すごいね。上から2番目の賞だよ」