出会い、別れ、再び



真っ暗な夜道を自転車でただひたすら走ること数十分。


足は疲れたけど、まだ知ってる場所でがっかりした。

やっぱり電車に乗る方がいいのかもしれない。


駅どっちだっけな……。


自転車をこぎながら思った。


例えば、あの曲がり角から、

いきなり車でも出てきて、ひかれたら、私は死ぬのだろうか。