そんな短い言葉だったのに耳から彼女の声が離れない。


可愛さと威厳さを保った声。元気で幼い挨拶。

今であった女の中でこれほどまでに引き寄せらたものはない。






これが、一目惚れってやつなのか……?





夜の帝王が1人の女に惚れた瞬間だった。