それでも貴女が好き㊦



「なんだよ、その言い方。俺がまだ理解出来てないって言っているみたいで嫌だ。」



「別にそんなこと言ってねぇよ。餓鬼かお前は。」



「なっ!」



「はいはい、お二人さんそこまでだ。平助寂しい思いしたからって新八に当たるな。新八も、何をそんなにカリカリしてんだ。」




喧嘩になりそうだった俺らを止めにはいった佐之




「ちっ。」




俺は佐之に舌打ちだけして話を逸らした




「俺は昼の巡察に行ってくるは。今日の昼は一番隊と二番隊だったな。総司、お前も当番だろ。行くぞ。」




「えー、嫌ですよ。僕は体調が悪いことに、」



「ゴタゴタ言ってないで行くぞ。じゃ、山南さんあとは任せた。」



駄々をこねる総司を無理やり部屋から引っ張り出した



「えぇ、後は僕に任せてください。」



「すまねぇな、山南さん。」



もっと月子と居たかったけど流石にここに居座り過ぎたら他の人に怪しまれて佐之や平助みたいに見られてしまう