くずれてしまったもの




あれから日にちがたち、もう本格的に冬が始まってきた頃、



いつものように蒼愛と斜め後ろの人や、



蒼愛の話をしながら、一緒に学校へ向かっているとき



私はあることを思いついてしまった。





「直接も無理だし、アプリもダメ。なら何
をすれば……。

 
あっ、そっか!手紙は?誰かわかんない
なら大丈夫じゃないかな?」


うん!我ながらいい案だわ……と思っていたとき、蒼愛が