くずれてしまったもの




放課後、部活が終ってから蒼愛と一緒に手紙を書いた。




「なんて書いたらいいかなぁ?」




「うーん。なんでもいいんじゃない?



奏桜の好きなようにしたら? 」




蒼愛から励ましのような、面倒くさいような



言葉が帰ってきた。



蒼愛がもう帰りたそうだったので悩みに悩んだ末、



とりあえず書いてみた。