くずれてしまったもの




「そう、蒼愛って羽瑠と仲がいいじゃん?
だからさ、



 アプリとか使って、先に説明してくれな
いかなって………」




「ああー。やっぱり、そうきたか…。予感が
当たってしまった…。」


蒼愛はけわしい顔でため息をつきながらそう言った。




「やっぱりだめかな……?大変だと思うけど




 こういうことを頼めるのは蒼愛しかいな
いんだよ……」