「でもさ、いきなり下足箱の中に入ってた ら、 きっとびっくりするよね?」 「あ、そっか。そうだね。どうしよっ か……」 二人して悩んでいるとき私はあることを思いついた。 急がダメなら先に断っておけばいい!ってことで…… 「あのー……たいへん申し訳ないのです が……」 「ん?……も、もしや…」 うん……多分蒼愛の考えていることは当たっている。