翌日、月曜日の朝。 休日の翌日の学校って結構憂鬱だけど、今日はそんなに憂鬱じゃない。 何故なら昨日買ったピアスをしていけるから。 いつものように顔を洗って朝食を食べ、制服に着替えたあたしは、早速ピアスをつけて鏡に映った自分を見た。 耳元では三角形の“宝石”が艶やかな光沢を放っている。 こんなに小さなアクセサリーなのに、それだけで憂鬱な気分も吹き飛ぶく。 まるで魔法のアイテムのようで。 このピアスを付けたあたしはちょっと可愛くなってて、軽い足取りで家を出た。