恋することを知った恋


こうするしかなかったし、こうしたことに後悔はしていない。

あたしはスマートフォンの光を消して枕元に置くと、そっと目を閉じた。

今日はもう、眠りたい。


――ピコン。


あたしの耳元で、聞きなれた電子音が響いた。


誰。


あたしは閉じていた目を再び開いて、スマートフォンに手を伸ばした。