夏のおわりと春のはじまり






「ねぇ何撮ってるの?」



急に聞こえてきた声にびっくりして振り返ると同じ学校の制服をきた女の子が立っていた



「街と空を撮ってたんだよ」



「そうなんだ
同じ学校だよね?」



「そうみたいだね」



「あ、何年生?」



「2年生だよ」



彼女はえ?といいたげな顔をした
きっとまた年下に見られたんだろう