夏のおわりと春のはじまり





「…いるよ」



「それってさ、雪だったりする?」



「え?え、え?な、なんで?」



「焦りすぎたよ
聞いてみただけなのに」



矢野くんに大笑いされた



「雪なんだね」



また真剣になる矢野くん



「う、うん」



「じゃあ、俺は琴葉ちゃんの味方だから」



「??あり…がとう?」



矢野くんはいつの間にか歩き出していた