夏のおわりと春のはじまり





「じゃあ琴葉のクラスのベランダでみるか」



「うんっ!」



琴葉は子犬みたいにはしゃいでいた



花火が始まるまでの少しの時間琴葉の友達のことを話していた



「唯愛が食欲がすごくてね
でも細いしさどうなってるんだろうね??」



「たしかにすごいなー
今日すごい勢いでケーキとか頼んでるときびびった」



「私もあれにはびっくりだよぉ」



琴葉と話していて流れる少しの間の沈黙はどこか心地よかった



その時ふと意識させられる今は琴葉と2人きりなんだと



やばい心臓の音がうるさすぎる



聞こえてないよな?



あーいつの間にかにこんなに好きになってたんだろうか