さらに強く、浩也はあたしを抱きしめた。 その腕の中は、何故か安心できて。 「絶対、離さねえからな」 「うん、ごめん。……ありがと、浩也」 あたしもそっと、浩也の背中に手を回した。 「もう、別れるなんて言うなよ」 「うん。………浩也、大好き」 その瞬間、浩也の顔が、暗い中でも分かるくらい真っ赤になった。 「なっ…!お前、それはずりぃ……」 「ふふっ」