ふわふわ姫と悲しい過去

「ゆーず!」


遠くから誰か友達を呼んでいる声。




「あ。いけない!

私あの子のところに行かなきゃ!

また学校で会えるといいね!」




女の子はそう言って、友達のところへ

猛スピードではしっていった。





なんかおもしろい子だったな。

ちょっと俺はあの〝ゆず〟と呼ばれていた子が

気になった。