研究所に行くとネックレスについてあるルビーのことについての説明とお父さんの日記があった。
私はまず、お父さんの日記を開いて見ることにした。
7月7日、七夕の日に生まれた俺の小さな小さなお姫様。
名前は来魅華。
由来は華という字のように可憐で、人々を魅了するような女の子になってほしいという願いを込めて。
あの子には幸せに育ってほしい。
母親は舞魅。暴走族の総長だが、心優しかった。そんな舞魅に一目惚れした。
舞魅は告白すると返事はok。
20歳になると結婚を果たした。
でも、舞魅は来魅華を産むのと命を引き換えに死んだ。
悲しかった。でも、来魅華は俺が育てなきゃならない。
そして俺は、その日から来魅華絶対幸せにすると誓った。