来魅華side



私はまず、林田美優が私を裏切り者にした証拠を見つけるためハッキングした。



(来魅華にもそこそこできますby作者)



「見つけた…」



これで、終わりだよ…



林田美優。



さぁ、私も時が来た。
『黒蝶』に戻る時が。



私は『滅鬼』と『黒蝶』の同一人物だが、『滅鬼』のほうが弱い。それは、ネックレスが関係してるから。



私が『黒蝶』を辞めたのはお父さんの
死が関係している。


お父さんが死んだのは交通事故。家に戻る途中に事故にあったらしい。


私はお父さんが搬送された病院に向かった。その時はまだ意識があったが、だが亡くなった。


お父さんはあの時、最後の力を振り絞って、私に言った。


「来魅華、すまないな…


お前の幸せを願ってこれを作った。
研究所に行けば、すぐに分か…る…」


そしてお父さんは、「幸せになってくれ…」その言葉を告げたと共に、息をひきとった。


私の血の繋がった家族が死んだ。たとえ、家に帰って来なくても、私は好きだった。


もっと、生きてほしかった。



私はお父さんの最後の
贈り物を握りしめた。


それがあのネックレス。


あれには秘密があった。