それからしばらく経ってまたいつも通りの日常に戻っていた。 そんなある日、仕事の報告の為陛下の執務室に来ていた。 「先日、ーーーによりーーー致しました。」 「そうですか、ご苦労様です。」 「…それではこれで失礼しま…」 「ユラ、待って。」 報告が終わって退室しようとすると陛下に呼び止められた。