そして次の日。









私達は城に帰ってきた。












門でヒュジン様と騎士達が立っていて、馬から降りた陛下とヒュジン様はすぐに城に入っていった。









「……………。」








…陛下と私の事はまだ今回の人達しか知らないから…









「ユラ!」







スッと目線を動かすとスンや他の騎士達が嬉しそうな顔をして立っていた。








「「「お帰りなさい!!」」」








「おーおー、お前らちゃんとしてたかー?何なら稽古見てやろうか?」








「「ちょ、副総団長…」」








ライさんがニヤニヤすると騎士達が青い顔して後退りしていった。








チェスさんも二軍の元へ混ざっていく。









…いつもの光景だ。










私はその光景を見てふっと笑みを零した。