すると気配の主達は私が向かって来ることに動揺して、慌てて逃げようとしたのか茂みが微かに揺れた。 それを合図に私は一瞬でその茂みの中の主達の背後をとった。 チャキッ 「…動くなよ?何者かは分からないけど、最初からついてきている事は分かっていた。」 「くそっ…!」 するとヒュッと風が吹いて剣を振りかざしてきた。 それを軽々と避けて回し蹴りで剣を弾き飛ばした。 同じく残りの奴らの剣も弾き飛ばして手刀で数人気絶させた。 リーダー格であろう人物の首に瞬時に剣を添える。