だけど度々気配を感じながらもカロット様の家に着いた。 「エリック様、こちらです!今お爺様を呼んできますね?中に入ってお待ちください!」 そう言ってカルナ様と陛下は中に入っていく。 「……………。」 「…どうしますか?総団長。」 ライさんが仕事の顔をして私に問う。 ずっと感じていた気配。 1人ではない事は分かった。 …そう簡単に総団長の私が離れるわけにはいかない。 だけどやはり… 「…ライ副総団長、チェス軍団長、エリック陛下を任せてもいいですか?」 私が行く。