そしてそんな話をしながらしばらく馬を駆っていると城下に着いた。 馬を降りて適当な目印になる木に馬の綱を結ぶと、私達は外套のフードを被って長老の家を捜した。 「…あ。」 しばらく歩くとポツンとカルナ様が立っていた。 「あ、エリック様!皆様!ようこそお越しくださいました。」 私達の姿に気付いたカルナ様がパタパタと走ってきた。