「…1週間後、城下街にお忍び訪問する事になった。」 …カルナ様の… 「そこで…」 「護衛ですか?」 私は陛下の声を遮って口を開いた。 「…さすがユラ!お願いね?」 「承知しました。ではこれにて。」 「あ、待って。」 「………?」 陛下に止められ分からないまま次の言葉を待った。