「…陛下…ヒュジン様…」










「ユラ殿…話は聞きました。」












「…そうですか。貴族の方々は…?」










「簡潔ですが事情をお話しして、今日はお帰りになられましたよ。ですが後日また改めてお話しなければいけませんね。」










「…そうですか。」









良かった…












「…陛下、我々は他の状況確認へと向かいましょう。あなた方はクラハ殿を別室へお願いします。」











「「はっ!」」









「陛下、参りましょう。」







「うん。」





そしてヒュジン様と陛下は部屋を出て行った。








陛下は今にも崩れ落ちそうなユラを心配していた。