“約束”の想い










そしてついにパーティーが開かれた。








この日は唯一、一般用にも城が一部開放される。










しかし城に入れる一般の人はくじで決まる。









友好関係の国王やその夫人、その他貴族達が大勢集まった。













その為、私達騎士達は警備で大忙し。











パーティー会場の部屋には数十人の護衛や警備。








一般客には厳重に持ち物検査や身体検査が行われる。









他の国からも何十人と来てる為協力しながら護衛をしていった。













門前はもちろん、城の周りも部屋の周りも少数ではあるが付けている。










総団長と副総団長は陛下付きの護衛。








私とスンは一軍の軍団長と副軍団長として各軍団を纏める役目を仰せつかった。









私とスンは他の軍団や騎士達の様子や警備体制を確認してまわる。












「レナード王国の騎士団長様、何か不備などはございませんか?」









「はい!我々は問題ありません!」







「了解しました。本日はよろしくお願いします。」









「ライドレス王国の騎士団長様…」






「ラミアス王国の…」














そして招待国の騎士の長の方に確認をしていき、警備の不備がないか確認してまわった。







確認が終わってスンと合流する。






「スン、そっちは大丈夫?」







「おぅ!そっちも大丈夫そうだな。」








「うん。…でもさっきから妙な気配がするんだよね。」










「妙な気配…?」














するとスンは辺りを見渡す。