そしてそのパーティーの事は後々陛下から知らされた。
心なしか、嫌な予感するが…
ただのパーティ…よね?
そんな事を思っていると私の気持ちを知っている友、スンが恐る恐る近寄ってきた。
「…ユラ、大丈夫か?」
「…スン?何がよ?別に大丈夫よ?」
「…そうか?」
「いくらお妃候補の方でもすぐにはそんな関係にはならないよ。」
「ユラ…」
「それにカルナ姫様と陛下、とてもお似合いじゃない。私憧れるな、あぁいう2人!」
「ユラ!」
ビクッ
スンの大きな声に私は驚いて止まった。
「…ユラ、無理すんな。俺の前では無理すんな!」
「スン…」
スンの辛そうな顔に私は胸が熱くなった。