それに慌てた騎士達は 「王妃様っ!何を言ってるんですか!危険です!」 「これは命令です。行きなさい。」 慌てる騎士達を冷静な言葉で命令し、問答無用で行かせた。 それを見送って私は残りの騎士達とその賊達の元へ向かった。 私達に気付いた賊達は 「おい!動くなって言っただろ!!殺されてぇのか!!」 「このガキがどうなってもいいのかよ!!」 ナイフや銃をこちらに向けて叫んできた。 …うるさい奴らね。 それでも私達は賊達の方へ向かった。