そしてわざとらしく弱い耳元で 「ユラ…」 「んんっ…!」 身体中がいつも以上にぶるぶると震えた。 …妊娠中は敏感になるって聞いていたけど… 「…ユラ…、子供を産んだら覚悟しててね。」 「……っ…」 子供を産むと私はエリックに襲われるらしいです。 「私がどれだけユラを愛しているか今までの分、たっぷり教えてあげるから。」 「……っ…」 そして数日後、双子を産んだユラ。 ユラの身体が完全に落ち着いた日の夜、約束通りユラはエリックに明け方まで愛されたのであった。 番外編③ ユラの嫉妬 完