身体を起こして様子を見ていると 外に誰かいたのかミーナは驚いた様子だった。 「…まぁ、いらしてたのですか?王妃様なら中にいますよ。」 そんな会話が聞こえて不思議に思っていると ミーナが一瞬私の方を見て微笑んで扉を開け、外にいた人物を中に入れた。 その人物とは… 「ユラ…」 「エリック!?」 国王陛下であり私の夫、エリックだった。