“約束”の想い







すると







「あのっ…エリック王様っ!」







視線を移すと1人の女の子が少し申し訳なさそうに歩いてきた。








…どこかの王女様かな?






「……?何かご用ですか?」






「あのっ。エリック王様っ、良かったらお話しませんか?」








「え、お話?」






2人で話している姿を見て胸の中がモヤモヤしてきた。







「えっと…」







エリックはチラッと心配そうに私を見てきた。