「ユラ!ユラ!!」
ぱたぱた
「何があったのですか!?まぁ、王妃様!陣痛が来たのですね!早く医療部屋へ!エリーは助産師を!アンナとヒュジン様はタオルと桶に水を溜めて持って来てちょうだい!陛下は王妃様を医療部屋へ!」
「「「はい!!」」」
騒ぎを聞きつけて来たメイド長の迅速な指示により、皆大忙しで動き、私は医療部屋に運ばれた。
数分後、医療部屋にて
「王妃様っ!もうすぐです!大丈夫ですよ!」
「〜〜〜〜〜…っ!!ふぅ〜っ!!」
「もう少しです!頑張ってください!吸ってー…吐いてー…」
「すぅー…ふぅ〜〜〜…っ!!」
そして
「「おぎゃあああ!!」」
産まれた。


