“約束”の想い






「ユラ!!」







ぎゅーっ










ぱたぱたと走ってきてぎゅーっと抱きしめてきた。








「お疲れ様。会議は終わったの?」








「うん、思ったよりサクサク進んで早く終わったんだ。」







「そうなの?」







「うん、それでそろそろユラに会いたいなーって思ってたらいたっていうね。何かあったの?」







「ボタン取れかかっていたシャツ、直しておいたから。はい。」







「あ、そうだった!ありがとう!」








「ううん。これくらいはしたいもの。」









「そっか。」









エリックはふにぁっとした笑みを浮かべた。