“約束”の想い






私は頬を染めながらぽーっとエリックを見つめていた。







それに気付いたエリックはクスッと笑ってユラの頬に手を添えた。






そして耳元で


ぽそっ…
「…ユラ、惚れ直した?」






ピクッ
「……っ…もう、耳元で言わないで…」






一瞬で正気に戻って真っ赤な顔で耳を塞いだ。








「ごめんごめん。ユラがあまりにも綺麗だから。」








「もう…」








私は恥ずかしくなって顔を俯かせた。