そして部屋に着いて 「ありがとう。あとはゆっくり荷解きして片付けます。」 「お手伝いを…!」 「ううん、大丈夫。ゆっくり休憩しながらやってくから。この子がいるしね。」 私は少しだけ出てきたお腹に手を置いて微笑んだ。 「…分かりました。では何かあればお申し付けください。くれぐれも先程の様な無茶は致しませんように。」 「分かりました。」 そして扉が閉まって部屋には1人。 さすが王宮というわけか、一室がめちゃくちゃ広い。 エリックの部屋もそうだったけど落ち着かないなぁ…