「おめでとうございます!!」 「陛下と付き合ってたなんて初耳ですよ!!」 「子供いつ産まれるんですか?」 など次々と受け入れの言葉が飛んできた。 そして 「「ユラ。」」 名を呼ばれて視線を向けるとスンとライさんが立っていた。 「ユラ、おめでとう。」 「ありがとう、スン。」 「ユラ、おめでとう。どこかでクラハとミラが見ているだろうよ。」 「うん。そうね、ライ伯父様。」 「で、話はそれだけじゃないんだろ?」 「あ、そうだった。」 そして私はもう一度騎士達に向き合った。